ハノイで初の半導体産業展示会「SEMIExpo」が開催
(VOVWORLD) -8日まで開催される同展示会は、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が主催するもので、今回が第1回目の開催となっています。
新聞「Tin tức」紙撮影
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7日午前、ハノイ市ホアラックハイテクパークにある国家イノベーションセンターで、「世界の半導体サプライチェーンにおけるベトナムの地位向上」をテーマにした半導体産業展示会「セミエキスポベトナム2024(SEMIExpo Viet Nam 2024)」が開幕しました。8日まで開催される同展示会は、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が主催するもので、今回が第1回目の開催となっています。展示会には、ケイデンス、クアルコム、インテル、クオルボ、ダッソー・システムズ、シーメンス、テクトロニクス、FPT、Viettelなどの国内外の半導体企業が参加して最先端技術や機械を紹介するおよそ100のブースを出展しています。
開幕演説にたった計画投資省のグエン・チ・ズン大臣は、セミエキスポベトナム2024が半導体産業のグローバルなサプライチェーンへの参加に向けたベトナムの努力の一つであると確認し、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは、半導体産業で活躍する世界各国の企業や、投資家と協力するために必要な条件を整えています。例えば、政治的安定、イノベーションの推進と先進的技術開発に向けた党と国家、各級機関の指導者の強い決意などです。現在は、ベトナムがデジタル経済、グリーン経済、循環経済に移行するのに最適な時期であるとされています。ベトナムは迅速かつ持続可能な開発を目指して、科学技術、イノベーションを戦略的突破口の一つとして位置づけています。その中で、半導体産業は重要な役割を担うことになります」
なお、展示会の枠組みで、さまざまなセミナーや商談会が行われ、国内外の半導体関連企業のビジネスマッチングの場としても期待が高まっています。