ハラール産業協力が国際経済協力の新たな柱の一つに

(VOVWORLD) - 22日午後、ハノイの国立会議センターで、ファム・ミン・チン首相が「ベトナムのハラール産業発展を促進するための内なる力の活用と国際協力の強化」をテーマとした会議に出席しました。

これは、ハラールに関する初の全国規模のイベントで、各省庁、地方の指導者をはじめ、600名の代表者が対面およびオンラインで参加し、多くの国際的なゲストや世界的に信頼されるハラール企業も参加しました。

ハラール産業協力が国際経済協力の新たな柱の一つに - ảnh 1ファム・ミン・チン首相(写真:VGP/Nhật Bắc)

会議で演説したチン首相は、ベトナムにおけるハラール産業発展の潜在的な利点について共有し、3つのメッセージを掲げました。

(テープ)

「第一に、ベトナムはハラール産業における協力に大きな関心を持ち、これを望んでいます。ハラール産業は重要な経済部門であり、特にイスラム教国との関係発展における新たな柱、新たな原動力となります。第二に、ベトナムはハラール産業の発展を生産活動における新たな方向性と位置付け、ベトナム企業が生産能力を向上させ、パートナーとの協力を強化し、グローバルなハラール市場とバリューチェーンに効果的に参加するための絶好の機会と考えています。第三に、ベトナムは文化的価値を尊重する基盤の上でハラール産業を発展させることを方針とし、平和で協力的、多様で調和のとれた世界の構築に向けたベトナムの積極的かつ責任ある貢献を示していきます」

今後のハラール産業における内なる力の活用と国際協力の促進のため、チン首相は各国のパートナーに対し、法的枠組みの整備、ハラール産業に関する国家管理、国際・国内ハラール基準の整備における情報や経験の共有を要請しました。また、協力協定や覚書の締結交渉、ハラール認証の相互認識に関する合意、ハラール関連分野におけるベトナムへの投資・事業展開の呼びかけなども提案しました。

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