パレスチナ国家承認「タブーではない」 マクロン仏大統領
(VOVWORLD) -フランスのエマニュエル・マクロン大統領は16日、「パレスチナ国家の承認は、フランスにとってタブーではない」と述べました。
(写真:Ludovic MARIN/AFP) |
マクロン氏がパレスチナ国家の承認に踏み込んだのは、パレスチナ自治区ガザ地区での一連の軍事衝突が始まって以来初めてです。
マクロン氏の発言は、パリでヨルダンのアブドラ国王と共同記者会見に臨んだ時のものです。
これに先立ち、米紙ワシントン・ポストは、米国のジョー・バイデン政権とアラブ諸国の小グループが、イスラエルとパレスチナの長期的な和平に向けた包括的な計画を策定していると報じました。その中には、パレスチナ国家樹立に向けた明確なスケジュールも含まれているといいます。
同報道を受け、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、国際社会によるパレスチナ国家承認案を拒絶しました。(c)AFP