会議で発表しているフック国家主席

この会議は、「2030年までの電子裁判所構築と2045年までのビジョン」および「未成年司法法制定」といった2件の草案について意見交換をすることが狙いです。これらの草案は裁判所の活動の効果向上に貢献し、司法改革に弾みをつけると期待されています。

会議で発言に立ったフック国家主席は、電子裁判所の建設は社会の変化に応えるものとして世界の潮流となっていると述べ、電子裁判所に出される事件の種類を明確にし、2025年までに電子裁判所の適用を始める必要があると述べました。

「未成年司法法制定」草案について、フック主席は、現在、ＡＳＥＡＮ東南アジア諸国連合の加盟9カ国は未成年司法法を発布・執行していると明らかにし、ベトナムは子供の権利保護を強化するため、この法律を早期に制定する必要があると述べました。