ベトナムがメキシコ企業の新たな目的地に

(VOVWORLD) -メキシコが自由貿易協定(FTA)を結んでいない国に対する輸入税を引き上げる中、ベトナムはこのラテンアメリカ諸国の潜在的な貿易相手国として知られています。

メキシコ駐在ベトナム貿易参事官ルー・ヴァン・カン氏が12月16日に発表した情報によりますと、メキシコの多くの大手輸入業者や流通業者が今年、衣料品、履物、プラスチック、木製品などの商品の供給源を求めるために、ベトナムを訪れたとのことです。これらはベトナムの得意商品ともなっています。
さらに、ベトナムとメキシコはともに環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進協定(CPTTP)の加盟国であり、同じ輸出入税率が適用されているため、ベトナムの企業は、1 億 3000 万人を擁するメキシコ市場への進出を強化できるように、新世代の FTAの恩恵を活用する必要があるということです。貿易促進活動を推進する両国の企業や関連機関の努力に加え、メキシコ輸入業者が代替市場としてベトナムに注目する傾向も、両国間の二国間貿易額の増加に貢献してきました。

両国の貿易取引額は、2024年初からの11ヶ月間には、59億ドルに達し、今年はさらに通年で64 億ドルに達すると予想されています。

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