ベトナムとアメリカ、医療安全保障で、戦略的関係を強化
(VOVWORLD) -マッカーサー所長は「より重要なことはアメリカが医療安全保障分野において、ベトナムとの戦略的な関係を強化することを望んでいる」と明らかにました。
ジョン・マッカーサー所長(写真: USAID Asia)
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28日、オンライン形式で行われた記者会見で、アメリカのCDC=疾病対策センターの東南アジア地域事務所のジョン・マッカーサー(John MacArthur) 所長はハノイで設置されたCDCの東南アジア地域事務所の最も優先課題は地域内における新型コロナウイルス感染症予防活動をコーディネートするということであると明らかにしました。
同所長は「より重要なことはアメリカが医療安全保障分野において、ベトナムとの戦略的な関係を強化することを望んでいる」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムはASEANに重要な役割を担うと共に、グローバル医療安全保障議事プログラムにリード役を演じています。ベトナム政府は私たちの活動に有利な条件を作り出しています。ベトナムでCDCの東南アジア地域事務所を設置することはベトナムとの長期的な協力関係を結ぶためのものです。」
CDCの東南アジア地域事務所の優先課題として挙げられるのは新型コロナウイルス感染症予防対策、医療検査の拡大、移民の健康増進を行うと共に地域内におけるアメリカ政府の外交政策の実施を補助するということです。