ベトナムのGDP伸び率は6.9%=スタンダードチャータード銀行
(写真:TTXVN)
スタンダードチャータード銀行が発表した全世界研究報告によりますと、2016年、ベトナムのGDP=国内総生産の伸び率は6.9%に達すると予測されています。
この予測は、FDI=外国直接投資が好調である背景の中で、かなりの成長を見せている製造及び建設の2つの分野を基に出されたものです。他方、同銀行の調査部門でグローバル責任者、マリオス・マラテフティス氏は、「2016年、ベトナムの経済発展にもっとも大きく寄与する分野は消費、投資であるが、ベトナムの純輸出はあまり増加しない」との見解を示しました。
一方、スタンダードチャータード銀行のベトナム責任者のニルクト・ サプル氏は「2016年、ベトナムはインドに次いで、アジアで迅速な経済発展を遂げる国になるであろう」と強調しました。また、ベトナムは投資環境に強みがあり、魅力的な投資先であることから、2016年においてFDIをさらに誘致する見込みだとしています。