ベトナムは南アフリカをアフリカ地域における最重要パートナーと位置づけ

(VOVWORLD) -7月6日、ブラジルのリオデジャネイロ市で開催されたBRICS拡大首脳会議への出席に際し、ベトナムのファム・ミン・チン首相は南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領と会見しました。
ベトナムは南アフリカをアフリカ地域における最重要パートナーと位置づけ - ảnh 1チン首相(右)とシリル・ラマポーザ大統領(写真:Dương Giang/TTXVN)

席上、チン首相は、ベトナムが南アフリカをアフリカ地域における最重要パートナーと見なしていることを確認し、2025年のG20議長国就任を含め、国際社会および地域における南アフリカの地位と威信を高く評価すると同時に、ベトナムと南アフリカ間の「協力と発展のためのパートナーシップ」関係をさらに推進したい意向を表明しました。さらに、チン首相は、両国には相互補完し、特に経済、貿易、投資、教育・訓練、観光、草の根交流の分野で包括的な協力関係を深化させる余地が大きく残されており、それによって関係を新たな高みへと引き上げる弾みとなるとの見解を示しました。
一方、シリル・ラマポーザ大統領は、ベトナムの社会経済開発の成果を高く評価し、南アフリカがベトナムとの伝統的な友好関係を極めて重視していることを確認しました。同大統領は、2025年中にベトナムを早期に訪問したいとの希望を表明しました。
なお、両指導者は、共通の関心事項である国際および地域問題について意見を交換し、多国間主義の推進、国際法の尊重、南南協力の促進に対する共通のコミットメントを再確認しました。

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