写真撮影：Nhat Bac

席上、チン首相はドイツ、中でもニーダーザクセン州との戦略的パートナーシップの発展を希望すると表明し、双方に対し、政治、外交、貿易・投資、気候変動対応、職業訓練、観光、草の根外交などの分野で協力を促進していくよう提案しました。

また、ニーダーザクセン州の行政府に対し、地元の企業にハイテクやデジタルトランスフォーメーション、グリーン転換、気候変動対応などへの投資を奨励するとともに、ドイツ議会のベトナム・EU投資保護協定の批准を支持し、欧州委員会にベトナムの水産物に適用しているイエローカードの解除を働きかけるよう要請しました。

さらに、ベトナムはドイツをはじめ、外国企業のベトナムへの投資や事業活動の拡大に好ましい条件を提示する用意があるとしています。

一方、ニーダーザクセン州のヴァイル首相はベトナムの各省庁、地方とのパートナーシップの樹立や訪問団の交流を希望すると強調し、ベトナム・ドイツの戦略的パートナーシップの促進に尽力すると確約しました。