ベトナム ASEANにおける人権の包括的アプローチを推進

(VOVWORLD) -8日、マレーシアの首都クアラルンプールにあるコンベンションセンターで、第58回ASEAN外相会議に関連する活動の一環として、AICHR =ASEAN政府間人権委員会との対話および、SEANWFZ=東南アジア非核兵器地帯条約委員会会議が開催されました。
ベトナム ASEANにおける人権の包括的アプローチを推進 - ảnh 1ブイ・タイン・ソン副首相兼外相
ベトナムからは、ブイ・タイン・ソン副首相兼外相が代表団を率いて出席しました。
ASEAN政府間人権委員会との対話で、ソン副首相兼外相は「人権の促進と保障は包括的なアプローチと専門機関との連携強化が必要である」と強調するとともに、ASEAN政府間人権委員会に対し、貧困、過酷な労働環境、テクノロジーが人権に与える影響などの課題にも積極的に対応するよう呼びかけました。また、年内に「海上労働者の権利」に関するASEAN政府間人権委員会ワークショップをベトナムで開催する予定であることを明らかにしました。
一方、東南アジア非核兵器地帯条約委員会会議で、ソン副首相兼外相が「ASEANと核兵器保有国との対話プロセスを維持し、これらの国々が同条約の議定書への署名に向けた歩みを進めることが重要である」と述べたほか、東ティモールの同条約への早期加盟に向け、ベトナムが国内手続きを積極的に進めていることを報告しました。さらに、2026年に開催される第11回核不拡散条約再検討会議で、ベトナムが議長国を務めることを明らかにしました。



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