席上、スアン副主席はUNICEFに対し、2021年～2030年期におけるベトナムの子どものための国家行動計画や2022年～2026年期のベトナム・UNICEF国家計画、国連のミレニアム開発目標、浄水・衛生、医療、国民の健康ケアに関するプロジェクト、子どもに対するSTEM＝科学、技術、工学、数学の4つの教育、子どもに対する暴力防止、僻地や少数民族の居住地など困難な状況にある16歳以下の子どもの援助プロジェクトなどを効果的に展開するため、ベトナムの法律システムの完備に技術支援やリソースの調達を促進するよう提案しました。

一方、ラッセル事務局長は、ベトナムがUNICEFと協力し、子ども向けの様々な活動や子どもに関する国際公約を精力的に行ってきたことを高く評価するとともに、2022年～2026年期のベトナム・UNICEF国家計画の展開や教育、医療、栄養、浄水へのアクセスに関する子どもの権利の確保でベトナムを積極的に支援していくと確約しました。

また、ラッセル氏は、ベトナムが国連に毎年の6月11日を「娯楽デー」にするよう提案したことを高く評価し、これは世界の子どもの全面的な発展に貢献するであろうと強調しました。