ボコ・ハラム、2日間で50人超殺害 ナイジェリア 2015年12月29日 | 15:47:40 (写真:AP) ナイジェリア北東部で、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」による攻撃が相次ぎ、2日間で50人以上が殺害されました。情報筋が28日、明らかにしました。同国政府が定めた同組織根絶の最終期限は、数日後に迫っています。 ナイジェリアのムハンマド・ブハリ大統領は今月31日までにボコ・ハラムを根絶すると宣言しており、その期限は数日後に迫っています。24日、同大統領は、同国政府はすでにボコ・ハラムを「事実上」打倒し、同組織が国内で「従来型の」攻撃を行う能力を弱化させたと述べていました。 しかしボコ・ハラムは予想通り対抗姿勢を見せ、同国北東部の複数の町に対する大規模な攻撃を実行します。クリスマス当日に始めた一連の攻撃で数十人を殺害しました。 ボコ・ハラムの拠点となっているボルノ州のキンバ村では25日、自転車に乗った戦闘員らが村内に侵入し、住民少なくとも14人を射殺した後、家屋に火を放りました。 ご感想 提出する 他の情報 ハマスが一転 “15日に人質解放” 停戦が維持されるかが焦点 米国防長官、対ロシア交渉戦略を擁護 ウクライナ紛争巡り 岩屋外相 14日からドイツ訪問 安全保障会議など出席へ ベトナム首脳、ラオス外相と会見