ポリオワクチン接種のため ガザ中部で戦闘休止期間入り
(VOVWORLD) -ガザでは8月31日も戦闘が続き、報道によりますと、イスラエル軍の攻撃で少なくとも61人が死亡しました。
THX/TTXVN撮影 |
パレスチナ自治区ガザ中部で1日、ポリオワクチン接種のためのイスラエルとイスラム組織ハマスの一時的な戦闘休止期間が始まりました。ただ、8月31日もガザでは交戦が継続していました。双方が自制し、安全が確保されるかが課題となっています。
接種の対象は10歳未満の子供で、ガザ全体で約64万人に上っています。ガザ中部、南部、北部の順に進める予定です。各地域で予備日1日を含む4日間の想定で、9割以上の接種率を実現させるのが目標です。ワクチンが到着したガザ南部ハンユニスの病院では8月31日、先行して接種が行われました。
一方、ガザでは8月31日も戦闘が続き、報道によりますと、イスラエル軍の攻撃で少なくとも61人が死亡しました。中部や南部で衝突が発生しました。北部の病院付近がイスラエル軍の標的となり、死傷者が出ているとの情報もあるとのことです。(時事)