マレーシアで国境問題を協議 タイとカンボジアの国防当局者
(VOVWORLD) - 協議は、停戦合意の一環として実施されています。
マレーシアを訪問中のタイの事務レベル代表団(写真:The Nation) |
ASEAN東南アジア諸国連合の議長国であるマレーシアは、4日、タイとカンボジアの国防当局者を首都クアラルンプールに招き、両国の国境問題について協議を行いました。両国は先月、武力衝突の停止で合意しましたが、停戦後も緊張状態が続いていて、緊張緩和に向けた解決策で合意できるかが焦点となっています。協議は、停戦合意の一環として実施されています。
マレーシア政府などによりますと、会議は7日まで行われる予定で、タイからはナタポン国防相代行、カンボジアからはティア・セイハ国防相らが出席しています。さらに、アメリカや中国の代表も最終日に参加する見通しです。
会議では、マレーシアが調整を進めている国境地域への国際監視団の派遣などについても話し合われるものとみられます。(共同通信)