(VOVWORLD) -現地時間の16時午前、アメリカのサンフランシスコで開催中のAPEC=アジア太平洋経済協力会議のリーダーズウィークに出席するにあたり、ボー・バン・トゥオン国家主席はマレーシアのアンワル・イブラヒム首相と会見しました。
トゥオン国家主席(右)とアンワル・イブラヒム首相(Thống Nhất/TTXVN撮影) |
席上、トゥオン国家主席は、双方は近日中に貿易取引総額を180億ドルにするように取り組む必要があると提案しました。また、マレーシア政府に対し、ハラール製品の生産とマレーシア市場向けのハラール製品の輸出に携わるベトナム企業を支援し、ベトナムが自国のIUU=違法・無報告・無規制漁業に対するEC欧州委員会のイエローカードの解除を働きかけることに好ましい条件を提示するよう希望しました。
一方、アンワル・イブラヒム首相は、マレーシアがベトナムとの多面的な協力関係を重視していると再確認するとともに、経済・貿易・投資・人材育成などの分野においてベトナムとの協力を推進したいと明らかにしました。
なお、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)の課題について、両指導者は、この海域の平和・安定の確保という共通の見解を支持することや、国際法に則ってDOC=海上行動宣言を厳粛に履行し、COC=海上行動規範の早期作成を目指すことで一致しました。