(VOVWORLD) - ロシアの複数のメディアによりますと、爆発によって工場の建物は全壊し、がれきの下からの救助活動が続けられました。
2025年8月15日、ロシアの爆発現場で救助活動にあたる人々(写真:ロシア非常事態省/REUTERS) |
ロシア・モスクワ南東のリャザニ州にある火薬製造工場で15日、大規模な爆発と火災が発生しました。非常事態省は16日、これまでに11人が死亡し、130人が負傷したと発表しました。
ロシアの複数のメディアによりますと、爆発によって工場の建物は全壊し、がれきの下からの救助活動が続けられました。負傷者の多くは火傷や煙の吸引による被害を受けたとみられています。
爆発の原因は現時点で明らかになっていません。同州ではウクライナ軍による無人機攻撃が相次いでいるものの、今回の火災が攻撃によるものだとの情報は確認されていないと報じられています。(共同通信)