中ロ外相が会談 プーチン氏訪問の地ならし

(VOVWORLD) - 中国の王毅・共産党政治局員兼外相とロシアのラブロフ外相は、10日、マレーシアのクアラルンプールで会談しました。会談については、中ロ両政府が発表しました。
中ロ外相が会談 プーチン氏訪問の地ならし - ảnh 1中国の習近平国家主席(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領、2024年7月3日にカザフスタン・アスタナで会談(写真:THX/TTXVN)

ロシアのプーチン大統領は、8月末から9月初旬にかけて、上海協力機構(SCO)首脳会議や「抗日戦勝80年記念行事」に合わせて公式訪中を計画しており、今回の会談では両国外相が首脳外交に向けた地ならしを行ったものとみられます。

中国外務省によりますと、王氏は「中ロの戦略的連携の水準を絶えず高め、両国の安全保障や発展における利益を守っていく」と強調しました。

一方、ラブロフ外相は、アメリカを念頭に「特定の大国がアジア太平洋地域の分裂を引き起こし、対立をあおることを警戒している」と述べ、上海協力機構(SCO)などの多国間枠組みを通じた中国との協力強化に意欲を示しました。(時事通信)

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