上海の共産党地方委員会機関紙「解放日報」傘下のホームページ「上海オブザーバー」はこの訪問を分析する記事を掲載し、その中で、「チョン書記長は中国共産党の第20回全国代表大会後、中国を訪問する初めての外国の指導者であり、中国の新しい指導部の初めての外交活動でもある」と伝えました。

記事は中国社会科学院アジア太平洋・世界戦略研究院の許利平研究員の言葉を引用し、その中で、「2017年に行われた習近平総書記兼国家主席によるベトナム訪問と間もなく行われるグエン・フー・チョン書記長による中国訪問は両国関係の重要性を示している」と言明しました。

また、許研究員は今年中国はASEANとの包括的なパートナーシップを樹立したため、この訪問は中国とASEANとの関係深化に寄与すると述べました。