仏大使「友情、パートナーシップ、信頼がベトナム・フランス関係の基盤」
(VOVWORLD) - フランスのオリヴィエ・ブロシェ駐ベトナム大使は、7月14日のフランス革命記念日と、両国の包括的な戦略的パートナーシップの確立1周年を迎えるのを前に、ベトナムのメディアのインタビューに応じ、現在のフランス・ベトナム関係の特別で前向きな原動力を正確に表す3つのキーワードとして「友情」、「パートナーシップ」、「信頼」を挙げました。
写真撮影:Viet Duc/TTXVN |
同大使によりますと、「友情」は、長い歴史の中で多くの浮き沈みを経て築かれた両国関係の最も深い特徴の一つです。今年、エマニュエル・マクロン大統領がベトナムを訪問した際、トー・ラム書記長と共に、主席府内のホー・チ・ミン主席遺跡の敷地に「友情の木」を植えました。これは両国の特別な関係を象徴する強いメッセージだと強調しました。
次に「包括的な戦略的パートナーシップ」について、ブロシェ大使は、昨年10月にトー・ラム書記長がパリを訪問した成果であり、極めて重要な一歩だと述べました。
また、「信頼」については、マクロン大統領が東南アジア歴訪をベトナムから始めたこと自体が、ベトナムを特別に重視している証であり、国際情勢についての見解を共有し、信頼に基づいた協力関係を深めたいという強い意思の表れだと語りました。
フランス革命記念日のイベントについてブロシェ大使は、今年の7月14日は、友情、協力、パートナーシップの象徴の日と位置付けていると述べました。ハノイでは、フランス大使館が主催し、ベトナム側の外交関係者や政府関係者、大手企業、ハノイ在住のフランス人コミュニティを招いて、フランスとベトナムの友情を称える式典を開催すると明らかにしました。