(VOVWORLD) -気候変動の影響により干ばつや塩水化のリスクが高まる中、水資源の使用に関するシナリオを立てる必要があるとの意見も出されました。
26日午後、ハノイで開催中の第15期国会第6回会議では、住宅法改正案の討議が行われました。これに先立つ、26日午前行われた水資源法改正案の討議で、議員らは、「気候変動への主体的適応のため、情報技術の応用を強化するとともに、水資源に関するデータベースの構築プロセスを明確にする必要がある。これは世界の現代的傾向に沿った水資源管理へのアプローチ方法であることから、水資源法改正案は国の水資源データベースの構築の完了期限の規定を盛り込むことも重要だ」と提案しました。他方、気候変動の影響により干ばつや塩水化のリスクが高まる中、水資源の使用に関するシナリオを立てる必要があるとの意見も出されました。
中部ビンディン省選出のグエン・トゥ・トウイ議員は次のように述べています。
(テープ)
「起草委員会は、気候変動の影響を受ける都市部向けの水資源の使用に関するシナリオを2年に1回作成する必要があると思います。そのほかにも、危機発生時の水資源不足リスク対策に関するシナリオの作成を研究することも重要です」