国会 トゥ・ラム公安相を国家主席に

(VOVWORLD) - 22日午前、ハノイで開催中の第15期国会第7回会議では国会常務委員会が候補者リストに対する国会議員の意見集約に関する報告を発表した後、無記名投票による国家主席の選出が行われました。
国会 トゥ・ラム公安相を国家主席に - ảnh 1

その結果、政治局員のトゥ・ラム公安相が2021年から2026年期の国家主席に当選しました。賛成率は国会議員の96.92%を占めています。当選後、ラム国家主席は次のように語りました。

(テープ)

「金星紅旗の下で、国会、および全国民と有権者の前に、国家主席として私は祖国と国民、ベトナム社会主義国の憲法に忠誠を誓います。また、党、国家、国民から託された任務の完遂に全力を尽くします」

また、ラム国家主席は就任に際し、次のように強調しました。

(テープ)

「党、国家、国民に対する重大な責任を深く認識し、国家主席としての権限を行使し、委託された任務の完遂に全力を尽くします。また、対外関係や国防安全保障に関する任務を積極的に遂行し、全党、全国民、全軍、および政治システムの各組織と力を合わせ、自立自主の精神、および民族自尊心を発揮し、党のあらゆる政策の実施に取り組みます」

なお、ラム氏は1957年生まれで、出身地は北部フンイエン省、バンザン県、ギアチュ村です。同氏は法学博士の学位を有し、ベトナム人民公安大将を務めており、第11、12、13期共産党中央委員会委員、第12、13期共産党政治局員、第14、15期国会議員を歴任しました。経歴としては、公安省治安総局第1政治保護局の局長、治安副総局長、第1治安総局長、公安次官を経て公安相に就任しました。また、汚職防止対策中央指導委員会副委員長を務めています。2019年1月、ラム氏が大将に昇進しました。

ご感想

他の情報