国務副長官にキャンベル氏起用 米議会上院が人事を承認

(VOVWORLD) - アメリカ議会上院は6日、国務副長官にホワイトハウスでアジア政策を統括するキャンベル氏を起用する人事を承認しました。
国務副長官にキャンベル氏起用 米議会上院が人事を承認 - ảnh 1国務副長官にホワイトハウスでアジア政策を統括するキャンベル氏=AFP/TTXVN

国務省のナンバー2である副長官に起用されたキャンベル氏は、知日派として知られ、ホワイトハウスでアジア政策を統括するインド太平洋調整官を務めていました。バイデン政権が最大の競争相手と位置づける中国への抑止など、アジアを重視する姿勢を強調する狙いがあるとみられます。

キャンベル氏は2021年、バイデン政権が新設したインド太平洋調整官に就任。日本とアメリカ、オーストラリア、インドによる4か国の枠組み「QUAD」や米英豪3か国の安全保障協力の枠組み「AUKUS」の創設を主導したほか、日米韓の連携強化などに取り組みました。
キャンベル氏は去年12月の指名公聴会で、「アメリカの長期的な利益はインド太平洋地域にある」と強調するとともに、日本について「今、最も重要な同盟国だ」と語っていました。(日本テレビ)

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