安倍首相、対中国「大きく改善させる」=デフレ脱却へ全力
(時事通信) -日本の安倍晋三首相は5日、東京都内で開かれた時事通信社など主催の新年互礼会であいさつし、改善の兆しが見えてきた中国との関係について「大きく改善したと両国国民が認識できる一年にしていきたい」と意欲を示しました。
写真:TTXVN |
今年は日中平和友好条約締結から40周年に当たり、首相は習近平国家主席との相互訪問を目指しています。首相は互礼会に出席していた中国の程永華駐日大使と言葉を交わしました。
外交関係ではほかに、核・ミサイル開発を進める朝鮮対応、北方領土問題を含むロシアとの平和条約締結交渉にも注力する考えを示しました。
首相はまた、「経済最優先で取り組みたい。デフレ脱却に向け政策を前に進めたい」と強調しました。アメリカを除く11カ国で大筋合意した環太平洋連携協定(TPP)について「しっかりと署名にこぎ着けたい。新しいアベノミクスのエンジンとなる連携協定を生かし、経済成長を確かなものにしていきたい」と語りました。