日本外務省、インド・中国・モンゴルとの多国間外交を強化

(VOVWORLD) - 日本外務省は、インド、中国、モンゴルなどとの協力を一層深めるため、多国間外交の取り組みを活発化させています。

外務省によりますと、国光外務副大臣は5日、「第8回日印インド太平洋フォーラム」のオープニングセッションに出席しました。このフォーラムは政府関係者と民間シンクタンクが参加する「トラック1.5対話」の形式で行われ、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力策が議論されました。

また、外務省は日中韓協力事務局(TCS)が実施している「2026年を象徴する単語」キャンペーンを紹介し、「3か国の市民が相互理解や協力を象徴する言葉を提案する参加型の取り組みだ」と説明しました。キャンペーンは同事務局の公式ウェブサイトで展開されています。

さらに、先月閉幕した大阪・関西万博について、外務省は「東南アジア諸国の記者たちが日本の展示内容や運営体制を高く評価した」とし、日本貿易振興機構(JETRO)が制作した関連動画も紹介しました。

一方で、外務省は日本とモンゴルの学生交流を支援するため、岐阜県で「第4回日・モンゴル学生フォーラム」を開催したと発表しました。合宿形式で実施されたこのフォーラムでは、両国の大学生が文化交流や環境問題をテーマに意見を交わしました。

外務省は「若い世代同士の交流を通じて相互理解を深めることが、将来の外交基盤の構築につながる」と強調し、「今後も人的交流を通じて信頼関係の強化を積極的に進めていく」と述べました。(ファイナンシャル・ニュース)

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