朝鮮が「人工衛星」打ち上げを通報 22日から12月1日までに

(VOVWORLD) - 朝鮮民主主義人民共和国は22日以降、「人工衛星」を打ち上げるとしています。日本防衛省は万が一、日本に落下する場合に備えて、迎撃ミサイルの部隊などを展開しています。
朝鮮が「人工衛星」打ち上げを通報 22日から12月1日までに - ảnh 1(写真:KCNA)

朝鮮は、22日午前0時から12月1日の午前0時までの間に、「人工衛星」を打ち上げると21日、海上保安庁に通報しました。

落下物のおそれがあるのは、日本のEEZ=排他的経済水域の外側にある黄海や太平洋などの3つの海域で、打ち上げのおよそ10分後には沖縄県の上空を通過するとみられています。
防衛省は打ち上げには弾道ミサイルの技術が用いられているとしていて、万が一、日本に落下する場合に備えて、迎撃ミサイルを搭載したイージス艦を東シナ海など日本の近海に、地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」を沖縄県に展開しています。
また、政府は日本の上空を通過すると判断した場合などには、Jアラート=全国瞬時警報システムなどを通じて、情報を発信することにしています。
朝鮮はことし5月と8月にも打ち上げを行いましたが、いずれも失敗しています。(NHK)

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