(VOVWORLD) -韓国軍は、朝鮮民主主義人民共和国軍が6日夕方、朝鮮半島西側の黄海に向けて60発以上の砲撃を行ったと発表しました。黄海への砲撃は2日連続です。
AFP/TTXVN撮影 |
韓国軍の合同参謀本部は、朝鮮軍が6日午後4時ごろから5時ごろにかけて、朝鮮半島西側の黄海にある韓国のヨンピョン(延坪)島北西の北朝鮮沿岸から、海に向けて砲撃を行ったと明らかにしました。
砲撃は60発以上で、韓国の通信社、連合ニュースは、海上の境界線にあたるNLL=北方限界線近くの北側に着弾したと伝えています。
朝鮮軍は5日午前9時ごろから2時間にわたり白翎島北側の長山串一帯と延坪島北側の登山串一帯で200発を超える海岸砲射撃をしています。
韓国軍は5日に対抗措置として、海上に向けて砲撃訓練を実施していました。
韓国と朝鮮は、2018年の軍事合意で、海上の境界線付近に定めた海域に砲撃しないことを取り決めていましたが、朝鮮国防省は去年11月に、今後は合意に縛られないと表明していました。