東ティモール、ASEAN加盟 11カ国目

(VOVWORLD) -東ティモールのASEAN加盟は正式申請から14年かかりました。独立闘争の英雄であるジョゼ・ラモス=ホルタ大統領とシャナナ・グスマン首相にとって象徴的な勝利となっています。
東ティモール、ASEAN加盟 11カ国目 - ảnh 1シャナナ・グスマン首相(写真:REUTERS/Chalinee Thirasupa)

 東南アジア諸国連合(ASEAN)は26日、マレーシアで開催した首脳会議の冒頭、東ティモールの加盟を正式に決定しました。11番目の加盟国となり、半世紀近く前のポルトガル統治下で現大統領が掲げたビジョンが実現しました。

東ティモールは人口140万人。アジアで最も貧しい国の一つであり、国内総生産(GDP)は約20億ドルと、ASEAN全体の3兆8000億ドルのごく一部に過ぎないということです。

東ティモールのASEAN加盟は正式申請から14年かかりました。独立闘争の英雄であるジョゼ・ラモス=ホルタ大統領とシャナナ・グスマン首相にとって象徴的な勝利となっています。

グスマン首相は、自国にとって歴史的な瞬間であり、貿易と投資の「計り知れない機会」をもたらす新たな始まりだと喜びを語りました。

ラモス=ホルタ氏は1970年代に東ティモールのASEAN加盟を提唱し、96年にはノーベル平和賞を受賞しています。(ロイター)

ご感想

他の情報