洪水被災者向け住宅再建「神速」キャンペーンに軍部隊が出動
(VOVWORLD) -先ごろ、ファム・ミン・チン首相は、中部地方のダクラク省、ザライ省、カインホア省、ラムドン省を襲った豪雨と洪水の洪水被災者のための住宅を神速で建設・修繕するキャンペーンをスタートさせました。このキャンペーンは、2025年12月10日までに浸水被害を受けた住宅の安定化、2025年12月31日までに損壊した住宅の修繕完了、そして2026年1月31日までに住宅の新築完了を目指す方針です。
12月3日、カムラン軍港において、海軍第4軍管区司令部は、このキャンペーン実行のための部隊出動式を執り行いました。司令部は、事前調査を行い、40の作業チーム(各チーム12人〜17人)を編成しました。これらのチームは、カインホア省とダクラク省の軍事司令部と連携し、両省内の14戸の家屋の修繕および新築を支援します。
また、同日12月3日、キャンペーンへの出動式の直後、第5軍管区第575旅団は、約50人の幹部と兵士をダクラク省に派遣し、3世帯の家屋の建設支援活動を開始しました。
なお、12月3日、チン首相は、各地方行政府と部隊に対し、洪水被災者向けの家屋建設・修繕の進捗状況を毎週報告するよう求める文書を発出しました。