(VOVWORLD) - 林芳正官房長官は、記者会見で「首相は私人の立場で真榊を奉納したものと理解している」と述べました。
(写真:VOV東京支局) |
日本の石破茂首相は、東京・九段北の靖国神社で21日から始まった春季例大祭にあわせ、祭具の真榊(まさかき)を奉納しました。例大祭は23日まで行われますが、首相は参拝を見送る意向です。
このほか、額賀福志郎衆議院議長、関口昌一参議院議長、福岡資麿厚生労働大臣、城内実経済安全保障担当大臣も真榊を奉納しました。
林芳正官房長官は、記者会見で「首相は私人の立場で真榊を奉納したものと理解している」と述べました。
石破首相は、去年10月の秋季例大祭でも真榊を奉納していて、当時も内閣の閣僚による参拝は確認されませんでした。
靖国神社をめぐっては、2013年12月に当時の安倍晋三首相が現職として参拝して以降、中国や韓国が強く反発し、アメリカの政権も「失望」を表明した経緯があります。(時事通信)