(写真:baotintuc.vn)
2日、ロシアのウラジオストク市で第2回EEF=「東方経済フォーラム」が始まり、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領、日本の安倍晋三首相、韓国の朴槿恵大統領が出席しました。
これに対し、中国代表団を率いるのは、全国人民代表大会常務委員会副委員長の陳昌智氏です。さらに、ロシアと隣接する吉林省と黒龍江省のトップもEEFには出席していません。これをロシアの経済紙「コメルサント」が伝えていました。
専門家によりますと、これはロシアが自国のアジア政策を多様化し、中国だけでなく、他のアジア諸国からも投資を呼び込もうとしていることを意味するということです。「近年目にしてきた中国との協定に関する多くの協議は、ロシア政府が期待していた良い結果をもたらしていない」と、ロシアのFX会社「テレトレード」のアナリスト、ミハイル・ポドゥプスキー氏は話しました。
一方、EEFに先立ち、日本政府は領土問題の進展を待たずして、ロシアへの包括的な経済協力を先行させると発表しました。これをタス通信が伝えていました。