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席上、協力状況が点検され、今後の関係の強化措置や来る3月、メルボルンで開催される予定のASEAN・オーストラリア対話関係の設立50周年に向けてのASEAN・オーストラリア特別首脳会議の準備作業について討議が行われました。

また、出席者は2021年に設立された包括的な戦略的パートナーシップを効果的かつ実質的で互恵に基づく関係として深化させること、また、来る7月、ラオスのビエンチャンで行われる予定のASEAN外相会議に提出される2025年～2029年期の協力行動計画を作成することで一致しました。その中で、貿易・投資、教育、人材開発、防災管理、気候変動対応、発展格差の是正のほか、デジタルトランスフォーメーション、グリーン経済開発、エネルギー転換、再生可能なエネルギー開発などの潜在的な分野で協力を優先させるとしています。

フォーラムで、発言に立ったビェット次官はASEAN共同体づくりに対する発展格差の是正と小地域開発の重要性を強調するとともに、これらの分野での協力の強化措置を提案し、オーストラリアに対し、同国とメコン河流域諸国との協力やリソースの調整の効率化を目指し、協力メカニズムを制度化するよう要請しました。