米イラン核協議、9日再開 「反米政権譲歩せず」 交渉決裂の恐れも

(VOVWORLD) -イランのタスニム通信は7日、核合意再建に向けた米国との間接協議が9日に開かれると報じました。
米イラン核協議、9日再開 「反米政権譲歩せず」 交渉決裂の恐れも - ảnh 1オーストリアのウイーンで11月29日に開かれた
交渉(写真:THX/TTXVN)

イラン政府高官は7日、同協議で反米保守強硬派ライシ政権が譲歩しない方針を堅持することを共同通信に明らかにしました。高官は「現在の方針では協議が決裂し、核合意が崩壊する可能性があるが、ライシ政権は強硬姿勢を続ける」と語りました。

米側は核合意再建の構えを維持しつつ「(その姿勢は)永遠に続くわけではない」(国務省高官)といらだちを強めています。交渉決裂の場合、イランは核開発をさらに進める可能性が高く、核開発阻止を狙うイスラエルとの対立が激化する恐れもあります。

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