米、シリアで報復空爆 無人機攻撃受け米関係者1人死亡

(VOVWORLD) - 負傷したアメリカ兵5人のうち2人は現地で治療を受け、残りのアメリカ兵3人と負傷した請負業者1人はイラクの医療施設に搬送されました。

アメリカ国防総省は23日、シリア北東部で有志連合の基地が無人機攻撃を受けアメリカの請負業者1人が死亡、アメリカ兵ら6人が負傷したと発表しました。アメリカ軍は同日、報復措置としてシリア東部にあるイラン革命防衛隊の関連施設を空爆しました。

アメリカは無人機がイランにつながるものだと判断しました。アメリカのバイデン大統領の指示を受け、イラン革命防衛隊に属するグループが使用する施設に対する精密攻撃を実施しました。オースティン国防長官は発表文で、「アメリカは国民を守るために必要なあらゆる手段を講じ、常に対処する」と述べました。

負傷したアメリカ兵5人のうち2人は現地で治療を受け、残りのアメリカ兵3人と負傷した請負業者1人はイラクの医療施設に搬送されました。

シリアでは少数民族クルド人らの民兵組織「シリア民主軍」(SDF)とアメリカ軍が連携し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に対処しています。(産経新聞)

ご感想

他の情報