米国務副長官「アフガン女性のため闘い続ける」タリバンに対し

(VOVWORLD) - さらにシャーマン副長官は「アメリカは引き続きテロ対策に重点を置く」と述べ、タリバンに対し、アフガニスタンを再びテロの温床にさせないよう呼びかけました。
米国務副長官「アフガン女性のため闘い続ける」タリバンに対し - ảnh 1  アメリカのシャーマン国務副長官=AFP/TTXVN

アフガニスタン情勢をめぐりアメリカのシャーマン国務副長官は「女性のために闘い続ける」と述べ、武装勢力タリバンに対して、外交や経済などの手段を使って女性の権利を保護するよう強く求めていく考えを示しました。

アメリカのシャーマン国務副長官は18日記者会見し、1997年に難民キャンプでアフガニスタンの女性たちと面会した時、当時のタリバン政権下で虐げられた話を聞いたことを振り返り「外交官として最も痛烈なもので決して忘れることはない」と述べました。

そして「この20年でアフガニスタンの女性たちは自由を享受し、数百万人が学校に通い、医師やジャーナリストなどになった。女性の参加なくして社会の繁栄はありえない」と強調しました。

そのうえで、武装勢力タリバンがイスラムの教えの範囲内で女性の就労などを保障すると表明していることに対して「タリバンの発言などは守らせる。アメリカとその友好国はアフガニスタンの女性のために闘い続ける」と述べ、外交や経済などの手段を使って女性の権利を保護するよう強く求めていく考えを示しました。

さらにシャーマン副長官は「アメリカは引き続きテロ対策に重点を置く」と述べ、タリバンに対し、アフガニスタンを再びテロの温床にさせないよう呼びかけました。(NHK)

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