米国、対シリア制裁の解除方針示す 国土再建への後押しに
(VOVWORLD) - シリアでは10年以上にわたって内戦が続き、国土の復興と治安の回復が喫緊の課題となっています。今回の制裁解除の方針は、シリアの国際的な復帰に向けた大きな一歩とみられます。
シリアとトルコの国境付近の難民キャンプで、支援食料を待つシリアの子どもたち(写真:THX/TTXVN) |
アメリカのトランプ大統領は13日、サウジアラビアの首都リヤドで演説し、内戦後の復興が課題となっているシリアに対する経済制裁を近く解除する方針を明らかにしました。14日には、サウジでシリアのシャラア暫定大統領と初めて面会し、支援姿勢を強調しました。
トランプ大統領は演説の中で、ルビオ国務長官が今週中にもトルコでシリア暫定政府のシェイバニ外相と会談する予定であることも明らかにし、「多くの惨状と死を目にしてきたシリアで、新たな政府が国を安定させ、平和を維持してほしい」と述べました。
アメリカとヨーロッパ諸国は2011年、シリアの旧アサド政権が反政府デモを武力で弾圧したことを受けて経済制裁を発動しました。旧政権は2024年12月に崩壊し、その後に発足した暫定政府は制裁の全面解除を国際社会に訴えていました。
シリアでは10年以上にわたって内戦が続き、国土の復興と治安の回復が喫緊の課題となっています。今回の制裁解除の方針は、シリアの国際的な復帰に向けた大きな一歩とみられます。
シリアの国営通信によりますと、シェイバニ外相はアメリカの制裁解除方針を歓迎したということです。(共同通信)