アメリカのオースティン国防長官（写真：Getty Images/TTXVN）

アメリカのオースティン国防長官は21日、ロシアの侵攻を受けるウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領らと会談しました。オースティン長官は、アメリカが今後もウクライナへの支援を継続することを強調しました。

これに合わせて、アメリカ政府は約4億ドル（約600億円）規模の追加軍事支援を発表し、追加の砲弾などをウクライナに供与する方針を示しました。

オースティン長官は、ゼレンスキー大統領との会談の冒頭で「ウクライナの緊急のニーズに応えるだけでなく、支援を継続するという責務を果たす」と強調しました。これに対し、ゼレンスキー大統領は「迫り来る冬に備えるために非常に重要だ」と感謝の意を表明しました。

この訪問は事前に公表されておらず、オースティン長官がウクライナを訪問するのは就任以来4回目となります。（時事通信）