米国防長官、通信アプリで軍事情報を家族と共有か イエメンでの作戦めぐり

(VOVWORLD) - このチャットは、ヘグセス長官の承認公聴会の最中に側近が戦略を練る目的で作成したもので、承認後も長官は個人の携帯電話を使ってやり取りを続け、フーシへの攻撃に関する情報も共有していたということです。
米国防長官、通信アプリで軍事情報を家族と共有か イエメンでの作戦めぐり - ảnh 1アメリカのヘグセス国防長官(写真:THX/TTXVN)

アメリカのヘグセス国防長官が、中東イエメンでの反政府武装組織「フーシ」に対する軍事作戦の詳細を、妻や兄弟、弁護士らが参加する通信アプリ「シグナル」のグループチャットで共有していたことがわかりました。複数の関係者が、CNNに対して明らかにしました。

このチャットは、ヘグセス長官の承認公聴会の最中に側近が戦略を練る目的で作成したもので、承認後も長官は個人の携帯電話を使ってやり取りを続け、フーシへの攻撃に関する情報も共有していたということです。

チャットに参加していた人物の中には、長官の兄弟や弁護士が含まれており、いずれも国防総省に勤務しています。また、妻のジェニファー氏も、就任当初に外国の指導者らとの会合に出席していましたが、国防総省の職員ではないということです。これらの人物が機密情報にアクセスできるセキュリティークリアランスを有しているかは明らかになっていません。

ヘグセス長官はこのチャットとは別に、先月、閣僚らと軍事作戦について通信アプリ「シグナル」で情報共有を行っており、この件についても国防総省が調査を進めています。このチャットには、国家安全保障担当のウォルツ大統領補佐官が誤ってジャーナリストを追加し、やり取りの一部がメディアに報じられる事態となりました。

こうした状況を受けて、長官の元報道官であるジョン・ウリオット氏をはじめ、顧問や次席補佐官など、最近職務停止となった幹部らが懸念の声を上げています。ウリオット氏は声明の中で「国防総省はこの1カ月間、完全な混乱に陥っている。機密の作戦計画の漏洩から大量解雇まで、機能不全は今や大統領にとって大きな障害となっている。大統領は上級幹部から、より良い対応を受けるべきだ」と述べました。

ヘグセス長官の判断力をめぐっては、政権内部からも慎重な見方が広がっています。(CNN.co.jp)

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