米大統領選、クリントン氏「団結を」 TPPは直接触れず
(朝日新聞)アメリカ東部フィラデルフィアで開催されていた民主党全国大会は28日夜(日本時間29日昼)、大統領候補に指名されたヒラリー・クリントン前国務長官が演説で「すべての米国民のための大統領になる」と指名を受諾し、閉幕しました。共和党候補のドナルド・トランプ氏が排外主義的な主張を展開する中、「彼は我々を世界から切り離し、互いに分断させようとしている」と非難しました。「みんなで一緒に向上できるように、団結するかを決めなければならない」と述べ、対決色を鮮明にしました。
アメリカ史上初の女性大統領を目指すクリントン氏は、「(女性の昇進を阻む)天井がなくなった時、空は無限に広がる」と述べ、11月の本選での勝利を誓いました。政策面では「賃金を上げ、より多くの機会、より良い雇用を作り出す」と強調しました。「米経済に貢献する移民を追い出すのは自滅的で非人道的な行為だ」とトランプ氏が主張する不法移民の送還の政策を厳しく批判しましたた。
一方、「不公正な貿易協定」には反対すると表明しつつも、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)には直接、言及しなかったということです。