米軍 イラク施設に空爆 “イランが支援の民兵組織攻撃に報復”

(VOVWORLD) -アメリカのオースティン国防長官は、イランが支援する民兵組織がイラクに駐留するアメリカ軍の部隊などへ攻撃したことへの報復だとして、この組織などが使用しているイラクの3つの施設に対し空爆を行ったと発表しました。
米軍 イラク施設に空爆 “イランが支援の民兵組織攻撃に報復” - ảnh 1(写真:Getty)
オースティン国防長官は25日に声明を発表し、親イランの民兵組織「カタイブ・ヒズボラ」と、その関連組織が使用しているイラクの3つの施設に対し、アメリカ軍が空爆を行ったと明らかにしました。

オースティン長官は声明の中で、カタイブ・ヒズボラと関連組織は25日にアメリカ軍の部隊が駐留するイラクの基地に攻撃を行い、アメリカ軍の関係者3人がけがをし、このうち1人は重体だとしたうえで、「今回の空爆は、一連の攻撃に対する報復だ。今後もアメリカとその部隊や利益を守るためには必要な措置を取る」としています。

また、ホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議のワトソン報道官は声明で、民兵組織による基地への攻撃は無人機で行われたと明らかにしました。

イスラエルとイスラム組織ハマスによる一連の衝突が始まって以降、イランが支援する民兵組織は、イスラエルを支援するアメリカのイラクにある基地に攻撃を繰り返しています。(NHK)

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