先頃、在ベトナムアメリカ大使館のテッド・オシアス大使はベトナムとアメリカの関係正常化20周年にあたり、ベトナムの声放送局のインタビューに応えました。オシアス大使は「この20年、ベトナムとアメリカの間に人権や宗教などに関する相違が残っているものの、できないことはない。両国は信頼醸成と相違の尊重により、協力発展を進めることができる」との見解を示しました。オシアス大使は次のように語っています。

（テープ）

「私自身は両国の将来が明るいと思います。2年前に、全面的パートナー関係を築き、9つの協力分野を定めました。それ以来、人権を含め、9つの分野に多くの進歩がありました。現在、我々は両国関係を二国間協力の枠外に発展させ、地域、ひいては世界のために、行動を協調すると望んでいます。」

このように語ったオシアス大使はグエン・フ・チョン共産党書記長によるアメリカ公式訪問は大きな歴史的意義を持ち、ベトナムとアメリカに新たな協力チャンスを与えると強調しています。