イスラエル国境から見たガザ地区で、爆発後に煙が立ち上る（写真：EUTERS/Amir Cohen）

6月14日、パレスチナ保健省は、6月13日朝にイスラエルによるイラン攻撃後、過去48時間でガザ地区全域の病院がパレスチナ人90人の遺体と600人以上の負傷者を受け入れたと発表しました。

パレスチナ通信（WAFA）によりますと、14日、イスラエル軍がガザ地区全域で砲撃を強化し、特に中心部で激しい爆撃が記録された後、少なくともパレスチナ人27人が死亡し、数十人が負傷しました。WAFAはまた、イスラエル軍がガザ中心部の援助物資配給地点付近で民間人に向けて発砲し、15人が死亡、多数が負傷したと報じています。

ガザでの紛争により、これまでに約5万5300人が死亡し、約12万8500人が負傷しており、その大半は女性と子どもです。また、1万1000人余りが行方不明のままで、瓦礫の下に埋まっているとみられています。