代表者らが、効果的なボランティア活動のモデルを紹介

このイベントには、全国各地から500人の赤十字ボランティアや青年の代表が参加したほか、韓国、インドネシア、タイ、カンボジアなど、11か国の赤十字・赤新月社の代表も出席しました。

参加者らは、「善良な人々と善行・共に思いやりのあるコミュニティを築く」や、青年ボランティアによる環境保護活動、自然災害や感染症への対応、人道的な献血運動、社会支援活動などに積極的に参加してきた代表者と交流する機会を得ました。

一方、北部山岳地帯ランソン省、中部クアンチ省、ラムドン省の代表が、効果的なボランティア活動のモデルを紹介しました。ランソン省赤十字協会のグエン・カク・スアン氏は、ラムドン省で展開中の「愛情のこもったキッチン」プロジェクトの料理の一つ「愛情のベジタリアン麺料理ブン」ついて、次のように語りました。

（テープ）

「『愛情のベジタリアンブン』という活動は、メンバーと支援者との絆を深める場です。ベジタリアンブン一杯をたった3万ドンで提供していますが、訪れた人々は食事を楽しむだけでなく、10万ドンから50万ドン、時にはそれ以上の寄付をしてくださるのです。これにより、毎月100以上の人道的支援先に助けを提供できる資金を集めています」

ガラナイトの歌舞公演

このガラナイトは単なるフォーラムではなく、ベトナム国内のボランティアと他国の青年、ボランティアとのつながりを築く重要な場でもありました。国際赤十字・赤新月社連盟所属東南アジア赤十字ボランティア・青年活動の高級責任者であるナットーン・ソーンヴァイ氏は次のように述べています。

（テープ）

「国際赤十字・赤新月社連盟にとって、青年とボランティアの能力向上は長期的な取り組みです。この場で出会うことで、経験を共有し、共に成長する機会が得られます。また、ソーシャルネットワークを通じて簡単に連絡を取り合い、つながりを維持することも可能です。これにより、ボランティアと青年のネットワークはさらに強化されていくでしょう」