韓国南西部の空港で旅客機事故 120人死亡、181人が搭乗

(VOVWORLD) -韓国南西部の務安国際空港で29日、乗員乗客計181人を乗せた旅客機が着陸に失敗し、炎上しました。
韓国南西部の空港で旅客機事故 120人死亡、181人が搭乗 - ảnh 1(写真:THX/TTXVN)
聯合ニュースによりますと、2人を救助したほか、少なくとも120人の死亡が確認されており、当局が被害確認を急ぎます。

日本の外務省によりますと、邦人客は搭乗していません。29日午前9時3分ごろ、バンコク発の済州航空2216便が同空港への着陸中に滑走路の外壁に衝突し、火災が発生しました。同1時30分にバンコクを出発し、同8時30分に着陸予定でした。

事故が起きた機種は2009年9月に米ボーイングが製造した小型機「737-800」で、乗客175人、乗務員6人が乗っていました。乗客のうち、韓国籍が173人、タイ国籍が2人といいます。

聯合によりますと、地元消防当局が、救助された2人を除き大部分が死亡した可能性があるとの認識を示しました。

済州航空の金二培(キム・イベ)社長は午後2時ごろ記者会見を開き、頭を下げて謝罪しました。事故原因は「政府の調査を待たなければならない」と述べ、迅速な事故収拾と遺族の支援に全力を尽くすと強調しました。今回の機体には事故歴がなく、継続的に整備をするなかで「異常の兆候は全くなかった」と主張しました。(nikkei.com)

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