クアッド連携継続を確認 開始20年で日米豪印の外相共同声明

(VOVWORLD) - 日米豪印の外相は30日、4カ国の協力枠組み「クアッド」の開始から20年となるのに合わせて共同声明を発表し、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた連携を継続することを確認しました。
クアッド連携継続を確認 開始20年で日米豪印の外相共同声明 - ảnh 1(左から)インドのジャイシャンカル外相、日本の上川陽子外相、オーストラリアのウォン外相、アメリカのブリンケン国務長官(写真:ロイター)

アメリカのバイデン政権は多国間協力を推進していますが、トランプ次期政権は「アメリカ第一主義」を掲げて国際協調を軽視しており、クアッドの行方が不透明になる可能性があります。

声明では、2004年のスマトラ沖地震の救援活動をきっかけに始まったクアッドが、気候変動対策やテロ対策、サイバーセキュリティーの分野にまで協力の幅を広げていると評価されました。そして、「インド太平洋地域の将来のニーズに対応するため共に取り組むことを約束する」と明記されました。(産経新聞)

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