韓国 旅客機事故 米韓合同で原因調査 国をあげた追悼動きも

(VOVWORLD) - 韓国南西部のムアン(務安)空港で29日、韓国のLCC=格安航空会社「チェジュ航空」のボーイング737型機が胴体着陸し、空港の外壁に衝突して炎上した事故では、乗客乗員179人が死亡しました。
韓国 旅客機事故 米韓合同で原因調査 国をあげた追悼動きも - ảnh 12024年12月30日、韓国のムアン空港で発生したチェジュ航空の事故現場で任務に当たる関係当局(写真:Yonhap/TTXVN)

韓国南西部の空港で旅客機が着陸に失敗し、乗客乗員179人が死亡した事故で、アメリカの事故調査当局などが31日から現地入りし、韓国側と合同で原因の調査を進めています。一方、韓国では、事故の犠牲者を悼んで花を手向ける場所が各地に設けられ、国をあげた追悼の動きが広がっています。

韓国南西部のムアン(務安)空港で29日、韓国のLCC=格安航空会社「チェジュ航空」のボーイング737型機が胴体着陸し、空港の外壁に衝突して炎上した事故では、乗客乗員179人が死亡しました。
事故現場では31日から、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会や旅客機の製造元であるボーイングの関係者なども入り、韓国の事故調査委員会と合同で原因の調査を進めています。
旅客機は着陸をやり直した際に、車輪が正常に作動しなかったことが分かっていますが、韓国の通信社、連合ニュースは最初に着陸しようとした際には車輪が出ていたのを複数の人が目撃していたと伝えています。
連合ニュースは「回収したフライトレコーダーなどの記録をもとに詳細を明らかにできると考えている」とする韓国政府関係者の話を報じています。
一方、国内で起きた航空機事故では過去最悪の人命被害となった今回の事故を受けて、韓国政府は1月4日までを国をあげて犠牲者を悼む期間と定め、各地に花を手向ける場所が設けられるなど、追悼の動きが広がっています。(NHK)

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