韓国高官が訪米 北朝鮮の公務員射殺事件で連携確認へ

(VOVWORLD) -国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長は27日(現地時間)、米ワシントンに到着しました。
韓国高官が訪米 北朝鮮の公務員射殺事件で連携確認へ - ảnh 1  ビーガン国務副長官(写真:Yonhap/TTXVN)

3泊4日の日程で滞在し、米政府の朝鮮民主主義人民共和国担当特別代表を務めるビーガン国務副長官らと会談しました。李氏は空港で記者団に対し、韓国公務員の男性を北朝鮮軍が射殺した事件について、米国務省が韓国政府の立場を支持するとの姿勢を示したとして、「(米側と)どう連携できるかを重点的に話し合う」と述べました。

米側と朝鮮戦争の終戦宣言を巡って議論するかどうかに関しては、「今回(米国に)来た趣旨はあらゆる懸案を議論するためなので、当然、終戦宣言について議論する」と説明。「過去に米国も終戦宣言について関心を持って検討したことが多くある」として、「向き合って話し合えば共感する部分があると思う」と述べました。

韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は23日、国連総会の一般討論演説で終戦宣言に対する国際社会の支持を訴えました。

李氏は朝鮮民主主義人民共和国に対する人道支援については、「ポンペオ国務長官とビーガン副長官が人道支援の用意を表明している。十分に議論が可能だと考える」と述べました。ポンペオ氏の人道支援の提案に関し、北朝鮮の反応はまだないといいます。

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