「ASEANと南シナ海・成果、試練及び将来」シンポ閉幕

20日の両日、プノンペンで「ASEANと南シナ海・成果、試練及び将来」と題するシンポジウムが2日間の議事日程を終え、閉幕しました。

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シンポジウムで、ASEAN、中国の学者らは揃って、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海における長期的な平和や安定の維持の重要性を強調しました。また、学者らは「この海域の紛争はASEANと中国の関係にとって大きな試練となっているが双方は地域の平和、繁栄に向けての発展事業の重要性を十分に認識した」との見解を示しました。

一方、シンポジウムで発表されたスピーチは「南シナ海で発生した領有権の争いはアセアンと中国との戦略的パートナー関係に大きな試練をもたらしている」との事実を指摘しました。しかし、この試練により、アセアンと中国はこれまでの協力成果を発揮し、平和的な未来作りの重要性を認識できるようになります。

また、シンポジウムに参加した代表はこの席で発表されたベトナム代表団のスピーチを高く評価しました。ベトナムは南シナ海に発生する紛争を平和的な措置で解決することはアセアンと中国との信頼醸成に前提的な条件を作り出すことを強調しました。


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