ECOWAS ニジェール軍事政権の大統領訴追に向けた動きを非難

(VOVWORLD) - ニジェールでクーデターを起こした軍事政権がバズム大統領を反逆罪で訴追すると発表したことを受け、ECOWAS=西アフリカ諸国経済共同体は「挑発行為だ」と非難しました。
ECOWAS ニジェール軍事政権の大統領訴追に向けた動きを非難 - ảnh 130月7日、ニジェール首都ニアメーのフランス大使館前で、軍政支持派のデモ隊排除に乗り出す治安部隊=ロイター

ロイター通信によりますとECOWASは14日、西アフリカ・ニジェールでクーデターを起こした軍事政権がバズム大統領を反逆罪で訴追すると発表したことについて「挑発行為であり、平和解決を追求したいという意志と矛盾している」と非難しました。

軍事政権の報道官は13日、国営テレビで拘束しているバズム大統領について、「反逆罪に加えてニジェールの安全を損ねた罪で訴追に必要となる十分な証拠を集めた」として訴追する方針を表明していました。
ECOWASは軍事政権に対抗するため待機部隊に準備を始めるよう命じるなど武力行使も辞さない構えを示す一方、民主主義に基づいた平和的解決を望んでいるとして外交交渉を通じた解決策も探っています。(TBSテレビ)

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