(VOVWORLD) -2025年の世界の石油供給量は日量250万バレル増加と予想し、210万バレル増から上方修正しました。
IEA国際エネルギー機関は13日発表した月報で、今年の石油供給予想を引き上げる一方、需要見通しは引き下げました。
OPEC供給増加は石油輸出国機構とロシアなどの産油国で構成する「OPECプラス」の増産決定を受けたもので、需要予想は主要国の需要低迷を踏まえました。
2025年の世界の石油供給量は日量250万バレル増加と予想し、210万バレル増から上方修正しました。
一方、世界需要は68万バレル増とし、従来予想の70万バレル増から引き下げました。IEAは「最新のデータは、主要国全体で需要が低迷していることを示す。消費者信頼感は依然低迷しており、急激な回復は期待できない」と述べました。
またOPECプラスが増産しますが、引き続き非OPEC諸国が今年と来年の供給の伸びをけん引すると予想したということです。