OECD 世界経済成長見通しを引き上げ

(VOVWORLD) -17日、OECD=経済協力開発機構は、世界経済見通しを公表し、2023年の世界の経済成長率について、2.6%と、2022年11月の予想から0.4ポイント引き上げました。

OECDは、インフレの圧力が緩和したとして、世界の経済成長率を4カ月前の予想から上方修正したからです。

食料品やエネルギー価格が下落し、中国の経済活動が全面的に再開するなど、インフレの圧力が緩和されたことが要因としています。

一方、ウクライナ情勢の行方などによる不確実性が大きな懸念事項で、価格高騰やインフレ率の上昇につながる可能性など、下振れリスクが支配的だとして、今後の回復は依然として「脆弱」との見方を示しています。

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